パナソニック・東芝・ティファールなどのコードレススチームアイロンに注目が集まっています。
古い道具と思われていたアイロンですが、最近では随分事情も変わってきたようです。
実は私も面倒で嫌な家事ナンバーワンがアイロンかけでした。
アイロンかけが必要なものはほとんどクリーニングに出しますし、低温除湿乾燥洗濯機で洗ったらふっくら気持ちよく乾くので、Tシャツやカットソーならそのまま着られます。
私もそうなんですが、アイロンかけから遠ざかっていた人たちのアイロンに対する考えが変わってきました。
ただシワを伸ばすだけのイメージだった一昔前のアイロンとはまったく違った、新たな機能を搭載したモデルが続々登場して、アイロンに対するイメージが変わりつつあります。
重い、使いにくい、そんな悪いイメージを感じる人はいなくなったのではないでしょうか。
洋服をハンガーに掛けたままアイロンできたり、コンパクトながら多彩な機能が搭載されていたり、中には高級毛皮にも使えるものまであります。
様々な機種がありますが、私が利用するクリーニング屋さんも絶賛するコードレススチームアイロベスト3をご紹介します。
クリーニング屋さんがオススメするコードレススチームアイロンベスト3
パナソニック コードレススチームアイロン カルル NI-WL702
パナソニック コードレススチームアイロン カルル NI-WL702
私もクリーニング屋さんに「買うなら絶対にこれ!」と奨められて購入したのがパナソニックのカルルです。
ベース面がラグビーボールのような独特の形状をしています。
Wヘッドと呼ばれるのもで、前後どちらにも進めるので手首を返さなくてもいいので、
アイロンかけもスムーズで早くむらなくキレイに仕上がります。
ベース面がミラーマジ軽ベースになっていて、細かいスプレー粒子がムラなくかかって、とても滑らかな動きをします。
例えばハンカチなら、アイロンを対角線にそって×をを描くように動かせば四隅がキレイにかかるので、いちいちハンカチを廻したり、手首を返したりしなくてもすむので、時間も短くてすむみます。
アイロンかけで神経を使うシルク素材のものにも向いていると思います。
アイロンかけが面倒くさいと思う方にオススメです。
ティファール コードレススチームアイロン フリームーブパワー9940
ティファール コードレススチームアイロン フリームーブパワー9985
ティファール社のフリームーブは、同社における日本市場において初めてのコードレスモデルです。
フリームーブの特徴は何と言ってもそのスチーム力にあります。
コードレスはパワー不足といわれますが、100g/分のジェットスチーム力を持っています。
ティファール社のアイロンは上位モデルになるほどベース面の面積が広くなるという特徴があります。
フリームーブ 9985はパラジウムコートが施され、汚れの付きにくいコーティングがなされたモデルになります。
ティファールのアイロンは他社のものに比べると少し重いのですが、重みを利用してプレスをかけられるので余分な力がいらないという利点もあります。
スチーム力を重視する方にオススメのモデルです。
東芝 コードレススチームアイロン La・coo TA-FVX820
東芝 コードレススチームアイロン La・coo TA-FVX820
東芝のアイロンのハイグレードモデルが「ラクー」シリーズです。
パナソニックの「カルル」シリーズとは「小型軽量モデル」としてライバル機種になります。
ベース面もカルルと似通った楕円形の形状になっています。
クリーニング屋さんによると、後部に傾斜があるため、一方向では無く前後左右にアイロンを動かしても、アイロンじわができにくい構造になっているそうです。
独特の先端構造を利用して、フリル部分のアイロンかけや、ボタン周りのアイロンかけがやりやすいとも・・・。
スチームが一部だけでなくなく、全体から満遍なく出る「全周スチーム」が採用されていることで、衣類をしっかりとシワ伸ばしすることができるそうです。
ミスト(霧吹き)に抗菌作用を添加している点、そしてボロン採用のベース面と、高級感のあるデザインはかなりの魅力的です。
東芝の「ラクー」とパナソニックの「カルル」はライバル機種だけあって共通する点も多いようです。
いずれもコードレススチームアイロンとしてのパワーは十分なもののようです。
1回で大きな面積をかけて短時間で効率よくアイロンかけを終わらせたいならティファールのフリームーブパワー、軽くて小さく小回りがきくアイロンが欲しい方にはパナソニックか東芝のアイロンがオススメです。
ジーンズなど厚物のアイロンかけや、スーツやワンピースなど、ハンガーショットで使うなら、強力なティファール、低温でするシルクなどのデリケートなアイロンかけには、小回りの効くパナソニックか東芝が良いのではないでしょうか。
スチームアイロンも使い方や機能で選ぶのがポイントです。
進化し続けるスチームアイロン、見直してみるいい機会かもしれませんね。