ハイレゾ対応の条件である再生周波数40kHzを大幅に超える100kHz再生を実現したのが、ソニーのステレオヘッドホン、MDR-1Aです。
MDR-1Aに、デジタルアンプ「S-Master HX」を搭載することで、iPhoneやウォークマン、Xperiaで高音質な音楽再生することができる、USB DAC機能を搭載したのが「MDR-1ADAC」です。
新開発の40mmドライバーユニットにより、低域から高域まで幅広く再生することができます。
特に重低音はビートレスポンスコントロールにより快適で正確なリズムを再現します。
USB DAC搭載とはいえ、基本的にはデジタルアンプ「S-Master HX」が搭載されているだけというニュアンスで、ZX1やF880などの「S-Master HX」搭載モデルとの使用ではあまり効果が無いと聞いていましたが、いやいやどうして、実際にZX1接続で聞いてみるとかなりパワフルに、また高精細に聞こえてくるではないですか。
音質を追求するのであれば、バランス接続を試すのが一番です。
左右の音を完全に分離して、クロストークやノイズを低減してくれるし、これ、かなりスゴイですよ。
接続ケーブルは脱着式になっているので、別売りのバランス接続用ケーブルを使用すれば、
バランス接続対応機器との接続もできます。
フル充電時なら約7.5時間可動。
もし電池が無くなったら、通常のヘッドホンコードを使用することで「MDR-1A」相当のヘッドホンとして使うことができます。
本体はスイーベル機構になっているので、小型に収納できますし、専用のキャリングポーチが同梱されているので、持ち運びにも便利です。
ソニー MDR-1ADACの魅力は何と言ってもハイレゾ音源を100kHz再生できることです。
装着感の高いイヤーバンドで音楽に没入できますし、スマホ対応というのも嬉しい1台ですね。