世界最軽量の紙パック式掃除機はパナソニックのMC-JP500G。
先端材料PPFRPの採用で、樹脂成型部分の質量を大幅にカットした最軽量モデルです。
従来品に比べると約半分、本体重量僅か2Kg、2Lのペットボトル1本分の重さと同じです。
更に、モーターやコードリールなどの部材も徹底的に小型、軽量化を追求して驚くような軽さを実現しています。
先端材料のPPFRPは、私たちが使っている強度の高い旅行用のスーツケースと同じ素材です。
PPFRPをパナソニックの技術で加工することで、従来の厚さの半分になっています。
モーターも鉄から軽量素材のアルミニウムへ素材を変更することで、徹底的に小型・軽量化を実現しています。
すべてのパーツを見直して、一から再構築してできあがったのがMC-JP500Gです。
世界中で一世風靡したパナソニックが、モノ作りの原点に立ち返って開発した掃除機といっても過言ではないでしょう。
小さなボディに詰まった知恵と技術はパナソニックならではのものです。
ノズルにLEDナビライトを搭載して、今までゴミが見えづらかった場所も照らせて見えやすくなりました。
導光板にプリズム加工を施すことで、照射範囲を均一に照らし、照度は更に約20%アップしています。
目に見えない約20μmのハウスダストまで、センサーで検知して、ランプが光ってお知らせして取り残しを防ぎます。
じゅうたん、たたみは、しっかりかきあげ、フローリングはツルツルに、パワフルに吸い取ったハウスダストは、「逃がさんパック」でしっかり閉じ込めます。
何と言っても2Kgという軽量ボディが魅力です。
私の母の家でも最近買ったばかりですが、片手で簡単に持ち上がるので、階段の掃除もとても楽になったそうです。
ダイソンなどサイクロン技術の掃除機がもてはやされる昨今ですが、紙パック掃除機のこれまでの常識を打ち破ったのがパナソニック MC-JP500Gです。
家電の生産ラインは海外にシフトしていましたが、MC-JP500Gは国内で生産・組み立てがされています。
パナソニックのモノ作り魂が詰まった掃除機といってもいいでしょう。
掃除機の世界は今や戦国時代。
私も使ってみましたが、とにかく軽くて、吸塵力にも問題ありません。
お年寄りだけの世帯が増える中、一石を投じた掃除機といえるのではないでしょうか。