味がマツタケ以上といわれる椎茸「のとてまり」が通販でお取り寄せできます。
日本料理に欠かせない椎茸。
日常の食材としてスーパーなどで手ごろな値段で売られていますが、マツタケを超える価格の超高級ブランド「のとてまり」をご存知でしょうか?
石川県の奥能登で栽培される「のとてまり」は、12月下旬から3月末までが旬の季節で、究極といってもいい椎茸です。
金沢市中央卸売市場で行われた初競りでは、1個4,000円を超える値がついたほどの超高級椎茸です。
何故こんなにも高いのか聞いたことがありますが、やはり香りと味にあると言われました。
同じ原木から育つ椎茸でも「のとてまり」になれるのは全体の僅か2%ほどだそうです。
これが究極と言われている由縁です。
生産量が少ないため、現在の販売は金沢市の近江町市場など石川県内にほぼ限られているそうですが、以前金沢で食べたことがあったので調べてみると、通販で販売しているお店がありました。
早速注文してみると大きな「のとてまり」が6個入ったものが届きました。
最初に見た時にも大きさにビックリしたのですが、やはり通常の椎茸とはまったく違った、肉厚の大きさには圧倒されます。
直径は8cmくらい、厚みは3cmくらいはあります。
金沢の料理屋さんでは焼き椎茸でいただいたのですが、今回はすき焼きと焼き椎茸でいただいてみました。
やはり生の「のとてまり」は、食べ慣れている椎茸とはまったく異なった、アワビのような噛み応えと、直後に口の中に広がる濃厚な味と香りはまさに絶品です。
「のとてまり」は、香りとともに味も備わっていますので、香りだけで味はほとんどないマツタケ以上の食材といっても良いと思います。
戦国時代までは大名など、上流階級でしか食べられなかった食材だったそうです。
滅多に口にすることがないものを食べると、何だかお姫様になった幸せな気分になれました。
ちょっとお高いのですが、この時期だけにしか食べることができない「のとてまり」は食べてみる価値ありの食材です。
肉厚で大きさもあるので、「のとてまり」の味と香りが最大限に楽しめる焼き椎茸やすき焼きでいただくのが良いと思います。