三菱電機から一見すると掃除機には見えない、ユニークな空気清浄機が一緒になった、コードレスサイクロン式掃除機 iNSTICKが登場しました。
掃除機とは思えないデザインは、リビングに出しておけるオシャレな掃除機です。
逆に出しておきたくなる、まったく新しいスタイルのクリーナーです。
リビングに置いておけば、気になる汚れもサッとお掃除できます。
三菱電機が開発にあたって独自に行ったユーザー調査によると、「掃除機を使いたくない理由」の1位は「出すのがおっくうだから」だったそうです。
今の掃除機のカタチは、普段はしまっておきたい“隠す家電”になっていることがわかったわけです。
そこで“出しておく掃除機”として三菱電機が提案したのがこのコードレスサイクロン式掃除機 iNSTICKです。
デザインコンセプトは“道具としての気配を消すこと”だったといいます。
道具とインテリアの両面から突き詰めたカタチがコレだったわけです。
上部のハンドルを持って前方に持ち上げると、スリムなスティック型掃除機が現れます。
さらにパイプを縮めて、先端に「毛ブラシ」を装着すればハンディー掃除機に早変わり。
掃除機としての性能にも妥協はなく、「風神」シリーズで培ったサイクロン技術で、風速60メートル/秒の高速旋回によりゴミを遠心分離。
フィルターの目詰まりを抑え、吸引力は99%以上持続するといいます。
また、ゴミを分ける旋回室とゴミが落ちる集じん室を分けた構造により、吸い取った花粉などが粉砕されて排気に混じることを防止して、排気のニオイも抑制しています。
もう1つのユニークな特長が、充電スタンドに空気清浄機の機能を搭載したことです。
こんなにオシャレなカタチならリビングに置いていても何の違和感もありません。
スタンド部に掃除機とは独立した専用モーターを内蔵して、上から吸い込んだ空気を縦長のHEPAフィルターを通して下から吹き出す仕組みになっています。
ただ、床面に向けて空気を吹き付けるとゴミを舞い上げる可能性がありますが、iNSTICKは斜め上に向けて吹き出す構造になっていますので安心して置いておけます。
玄関に置いておけば、外から侵入してしまう花粉をクリーナーと空気清浄機能でしっかりキャッチしてくれます。
ユニークな発想のもとに生まれたiNSTICKが、掃除機の定番スタイルになるかもしれませんね。
長く韓国勢に押されていた日本の大手家電メーカーもここにきて、独自の新技術を駆使した新製品を続々発表して、往年の勢いを取り戻しつつあります。
今年の春には各メーカーから先進のIC掃除機が続々登場してくるので目が離せませんよ。