茨城県に旨いものあり!東茨城郡茨城町に吟醸粕漬け がんこ屋さんがあります。
まだできたばかりのお店ですが、ここの粕漬けが美味しいと地元では評判で、先月大洗に行くことがあり友人の旅館で食べさせていただきました。
厳選された魚貝類や茨城の旨いものにこだわった吟醸粕漬けは、豊かな旨味とジューシーで贅沢な素材の味わいが楽しめます。
全国に粕漬けはたくさんありますが、その歴史は古く奈良時代や平安時代が始まりだと言われています。
お米から作られるお酒の歴史と粕漬けの歴史はとても密接な関係があり、お酒を造る際にできる酒粕は、平安時代には粕漬けに使われるようになったそうです。
食材を長期保存することが可能になり、美味しさを引き出す酒粕は大変珍重されたそうです。
食材を酒粕に漬けると何故美味しくなるのでしょうか。
酒粕には酒を造る過程で生じたアルコールや乳酸菌が含まれています。
アルコールは殺菌作用があるため保存性を高める働きがあり、乳酸は素材の旨味を高める働きがあります。
また酒粕の甘みや香りも、粕漬けが美味しくなる要素です。
酒粕にはタンパク質やビタミンB群が多く含まれています。
ビタミンB1は「精神的ビタミン」とも呼ばれ、酒粕は心を落ち着かせるのにも役立ち、ビタミンB2は目の疲れを癒すと言われています。
ビタミンB群に入るニコチン酸は頭痛や凍傷などに良いとされています。
酒粕には現代病の予防や体内環境を整え、腸の働きを活性化させ、メラミン色素の活性化を抑える働きがあり、シミ予防にも効果的です。
発酵食品がもたらす嬉しい効能があるわけです。
友人のところで食べて美味しかったので金目鯛と銀鱈を取り寄せてみました。
一切れひと切れ個別に丁寧に包装されていますし化粧箱に入っていますので贈答用としても使えそうです。
吟醸粕漬けを美味しく食べる焼き方は、焼く前に酒粕をよく洗い流すことです。
後は弱火でじっくり焼くこと。
粕漬けは焦げやすいので、焼きすぎると硬くなってしまいますので目を離さないことです。
ツヤツヤ、ふっくらした焼き上がりで食欲をそそります。
粕漬けのほのかな香りがして旨味が凝縮され、とっても美味しいですよ。
こちらの吟醸粕漬け、魚貝類だけでなく、常陸牛、瑞穂芋豚、つくば鶏など、茨城の旨いものを粕漬けにしたものも見逃せません。
がんこ屋さんの吟醸粕漬けは種類も多くて味も一級品なので、一度食べた方は私のようにファンになってしまうでしょう。
4種類のお魚がセットになったお買い得な「お試しセット」もありますので、是非お試しになってみてください。