ピースを組み合わせて好みの形を作って楽しむブロック玩具は、子供向けのプレゼントとして人気があります。
また、自分の趣味として夢中になる大人も増えており、世界各国のメーカーから工夫をからした製品が競って登場しています。
少子化が進む日本でも、ブロック玩具は知育玩具として高い人気を誇っています。
構造もいろいろ、子どもたちだけでなく、インテリアや趣味として楽しむ大人が増えてきたブロック玩具の中から、気になる製品を幾つかご紹介しましょう。
■ レゴ ディズニー・プリンセス シンデレラの城
デンマークのREGO(レゴ)社はプラスチックの使用が広がる時代の流れに合わせて1934年からプラスチック製の玩具を作り始めた、ブロック玩具の老舗メーカーです。
レゴブロックは有益な知育教材としても知られ、1960年代から世界中でレゴブロックを様々な形で授業に採り入れられています。
「スター・ウォーズ・シリーズ」「インディ・ジョーンズ シリーズ」「バットマン」など、お馴染みのキャラクターがレゴブロックになっただけではなく、アクションや映画の名シーンなども忠実に再現されています。
「レゴ」の世界観で、時を超えて子供から大人まで誰にでも簡単に楽しめる内容となっているのが最大の特徴です。
アナと雪の女王が大ヒットしたディズニー・プリンセス シンデレラの城を選んでみました。
シンデレラと王子さまのミニドールフィギュアとネコのルシファー、イヌのブルーノまで付いた、可愛らしいシンデレラ城のレゴです。
■ LaQ ベーシック 311
LaQ(ラキュー)は、奈良県のヨシリツが開発した日本生まれの製品です。
1辺が17mm程度の正方形と正三角形のパーツを、5種類の接続用のパーツにはめ込んでつなげていく
球体や動物などの立体像を作ることも可能で、アメリカでも人気の商品です。
311はLaQの基本が詰まったベーシックシリーズで、15種類の立体的な作品を作ることができる650pcs入りのセットです。
付属のインストラクションガイドで基本的な組み方がマスターでき、作品の構造を理解することができるようになっています。
■ ジムワールド マグフォーマー
韓国のジムワールドが開発したマグフォーマーも、正三角形や正方形、正五角形などのピースをつなげて遊ぶブロック玩具です。
ピースの各辺に入っている磁石が中で回転する独自の構造により、どの方向でも反発することなくつなげられます。
パーツをどの方向にくっつけても、マグネットが反発し合うことがないので、スピーディに組み立てることができます。
組み立てに制限がないので、様々な形を作る上で、独創的なアイデアが広がります。
1種類のピースで、様々な造形を楽しめる製品も用意されています。
■ プラスプラス ミニベーシック 600pcs
デンマーク生まれのプラスプラスは、2つの「+」をつなげた、想像力と創造力を育むオシャレな知育ブロックです。
凹凸に合わせて押し込むことで、平面にも立体にも造形することができます。
標準サイズの「ミニ」は長さ2Cmで、小さな子供向けの「ミディ」は5Cmと大きめになっています。
「+」の形を2個つなげたシンプルな形状のブロックで、1種類の形から生まれる無限の可能性を実感できる新感覚のブロックです。
平面遊びはまるで絵を描くかのように、立体作品もアイデア次第で思い描くままに表現できます。
プラスプラスの国内オフィシャルサイトもオープンして、たくさんの作品例もご紹介されています。
■ KAPLAブロック
フランスで生まれたKAPLA(カプラ)ブロックは、フランス南部に生えている海岸松から作られていて、すべて同じサイズの長さ約12Cmの板でできています。
形はシンプルで、暑さと幅、長さの比率が1対3体15で統一されていて、積み上げて複雑な建造物も組み立てられます。
水分含有率などを厳しく管理して、板の反りも防いでいます。
高さ18mまで積み上げたという記録があるそうです。
遊び方は無限大で、シンプルで魅力の詰まった、新しい扉を開く魔法の板といっていい新感覚のブロック玩具です。
構造もいろいろ、子どもだけでなく大人も夢中になれる知育ブロックは、作ってみればその面白さにハマってしまいます。
想像力次第で様々な形に変化するブロック玩具は、お誕生日や入学のプレゼントとして最適な商品です。