佐賀県呼子は「いかの活き作り」発祥の地で、いかしゅうまい発祥の店が『呼子萬坊』です。
呼子といえばいかの町、全国に知られるいかの町です。
こんな小さな港町に透明度抜群の「いかの活きづくり」を目当てに、年間90万人以上が訪れるというから驚きですよね。
昭和44年、『玄海』さんというお店が、「いかの活きづくりを食べてみたい」というお客さんの
要望に応えて出したのが始まりなんんだそうです。
玄海さんは呼子のお魚処として人気のお店です。
誰が思いついたのか、1983年、日本初の海に浮かぶレストランをして建造されたのが『呼子萬坊』です。
呼子のいかを活かした料理ができないかと、試行錯誤を重ねてできあがったのが「いかしゅうまい」です。
いかのすり身はすり鉢で作るものですが、地元の漁師さんが硬いいかの身をフードプロセッサーでいともたやすくすり身にしているのを目の当たりにしたことがヒントになり、和食の「しんじょ」のようなものを思いつき、いかしゅうまいの原型が出来たそうです。
更に、いかしゅうまいの形になるために欠かせない重要なポイントが、外側のふわふわした皮でした。
一般的なしゅうまいはワンタンの皮で包みますが、皮を細かく刻んで外側にまぶす手法で完成したのが萬坊の「いかしゅうまい」です。
素材、風味、食感にこだわり、ほぼ手作りで行っているので、いかの濃厚な旨味と上品な後味、ぷるぷる、ふわふわの食感が得られるわけです。
そのまま蒸して食べても美味しいのですが、一手間加えることでいろいろな味を楽しむことができます。
揚げだししゅうまいにすれば、外はパリッパリ、中はぷるぷる、ふかふかに・・・。
いかしゅうまいと野菜などの具材を入れて鍋に・・・。
そのまま蒸しても、アレンジしても、いろいろな味が楽しめるのが萬坊の『いかしゅうまい』です。
萬坊さんのオンラインショップなので、お店で出されている料理から呼子の美味しいものまで揃ってますよ。
まずはいかの町・呼子で生まれた萬坊の『いかしゅうまい』をお取り寄せして楽しんでみてください。