スマホでもハイレゾ対応モデルが増えてきていますが、まだまだ専用のミュージックプレーヤーに1日の長があります。
今回は、デジタルミュージックプレーヤー Astell&Kerm AK100Ⅱとインイヤーのハイエンドモデル Astell&Kerm Angieの最強コンビをご紹介しましょう。
まだ、日本ではあまり馴染みのない名前ですが、Astell&Kerm(アステルアンドケルン)は韓国・ソウルに本社を置くiriver社のブランド名で、世界的に大ヒットしたMP3プレイヤーとイメージを差別化した、より音質にこだわったプレミアムなブランドを作ろうとしているメーカーです。
まずは、USB-DACとしても使えるプレーヤー、AK100Ⅱです。
高性能DACをし、USB-DACとしての実力も高いデジタルミュージックプレイヤーです。
リニアPCMでは最高クラスの384kHz/32bitに対応し、DSDは128の再生ができるハイレゾプレーヤーです。
情報量の多いハイレゾ音源でもスムーズなレスポンスを実現します。
USB-DACとしても優秀で、パソコンの音源をスピーカーに良質の音質で再生します。
Wi-Fiを搭載しているので、ホームネットワーク経由で、パソコンや外付けHDDなどに保存しているハイレゾ楽曲を、ワイヤレスでダウンロードできます。
今後は、特定の音楽配信サイトで楽曲購入後、すぐにAK100Ⅱにダイレクトにダウンロードできるようになる予定だそうです。
アルミボディはヘアライン加工やダイヤモンドカット加工が施されていて、高級感あふれるデザインになっていて、質感の高い手触りも魅力です。
ハイレゾブームの牽引役とも言える名器です。
もちろん、音質は超上質で、満足のいく1台です。
そして、AK100Ⅱとセットにして使いたいのがインイヤーのハイエンドモデル Astell&Kerm Angieです。
Astell&Kerm Angieは、iriverのオーディオブランド、Astell&KermとJHオーディオのパートナーシップにより誕生したモンスターモデルです。
スタジオ・リファレンス用超弩級モデルの姉妹機で、高級オーディオ”THE SiRENシリーズ”のフラッグシップモデル魂を受け継ぐモデルで、すべてにおいてハイエンドで最高の音を再現します。
ドライバーは低域、中域に各2個、高域に4個搭載したバランスドアーマチュアタイプ。
この構成はスタジオマスタリング用リファレンスとして開発された”Layla”の血脈を受け継ぎ、正確なサウンドを再現します。
ケーブルには、低域調整機能を搭載し、ユーザー自身で低音の調整が可能で、調整範囲は0~+10dBまで好みの低域で調整することができます。
アステルアンドケルのハイエンド・オーディオプレーヤーのAK240やAK120Ⅱ用のバランスケーブルも同梱されています。
全部で8つのバランスドアーマチュアドライバーで低音、中音、高音を圧倒的な音質ですべての音を再現します。
すべての音をもらすことなく感じさせてくれる特別な存在で、オーディオの神様が作った超ハイエンドモデルといえます。
インイヤータイプでは、まだまだ数が少ないハイレゾ対応イヤホンです。
まだ、あまり見かけることはありませんが、機会があれば、神様が作ったといわれるクリアなサウンドを是非体感してみてください。